火曜日の香港株式市場では、三大通信事業者が逆行高となり、発表時点で中国聯通(00762)が4.78%上昇して6.58香港ドル、中国電信(00728)が3.98%上昇して4.44香港ドル、中国移動(00941)が2.1%上昇して70.55香港ドルとなっていた。今回の上昇は2024年の世界6G発展大会の開幕による積極的な影響を受けている。
今回の6G発展大会は11月13日から14日にかけて上海松江区で開催され、「新たな航路を導き、6G標準の最前線を見据える」をテーマに、6G技術の革新発展に焦点を当てている。大会には世界の先進的な移動通信企業が集結し、中国国内の6G技術分野の最新成果を発表し、国内外の企業が共同で6Gの先端技術開発と標準制定に参加することを促進して、将来の6G産業チェーンの発展をさらに支持する。
大会フォーラムは基調講演、世界6G組織講演、円卓討論、成果発表および専門講演の五つの部分に分かれている。基調講演では国内のトップクラスの6G技術専門家が集まり、6G分野の革新的な探求を重点的に発表する。3GPP国際組織技術委員会の会長や米欧韓などの代表者も世界6G組織の講演に参加し、6Gの最新進展を紹介する。円卓フォーラムでは、6G推進グループの専門家と業界企業代表が「6G技術標準の展望」をめぐって深く討論する。それに加えて、重要な発表の場面では、6Gの最新研究成果及び重要技術試験結果が現地で発表され、世界の6G技術発展に最前線の参考を提供する。
この大会の開催は、中国が6G分野での国際的な影響力をますます向上させていることを示しており、より多くの業界資源と革新の力を引き寄せ、世界の6G技術の持続的な発展を共同で推進することになる。