11月18日、中国証監会の主席である呉清氏は、香港取引所の「互联互通」10周年記念サミットフォーラムにおいてビデオメッセージを通じて挨拶し、証監会が新たな全面的な資本市場改革開放を加速していることを強調しました。市場の開放やクロスボーダーでの投融資の利便性向上など、今後も実践的な改革措置を打ち出し、世界の投資家により開放的で友好的な市場環境を提供することを目指しています。
呉氏は、国際投資家が中国の資本市場の成長と拡大において重要な役割を果たしていることを指摘し、今後も市場化、法治化、国際化の改革を貫き、市場ルールの最適化と市場の透明性向上を図り、投資家に対してより良いサービスと環境を提供することを強調しました。同時に、香港の監督機関と緊密に連携し、内地と香港の資本市場の相互利益を促進し、協調的な発展を推進していくとも述べました。
同時に、上海証券取引所の理事長である邱勇氏は、フォーラムでのビデオメッセージを通じて、近年、国際的な主要指数がA株を投資対象に組み入れており、国際投資家の中国資本市場への関与度が継続的に向上していることを表明しました。これにより、資本市場の重要な力となっています。邱氏は、今後さらに香港取引所との協力を深化させ、沪港通メカニズムの最適化を進め、海外投資家に多様な資産配置の選択肢を提供すると言及しました。
フォーラムでは、多くの専門家が将来の資本市場の発展についての自信を示し、内地と香港の互联互通が資本市場の国際化プロセスをさらに後押しし、より多くの国際資本の流入を惹きつけ、地域経済の発展に新たな原動力を注入すると考えています。