Entice Capitalは2023年7月28日にセントルシアで登録された外国為替ブローカーであり、主に投資家に外国為替、株式、商品、指数、金属、エネルギーなどの金融取引サービスを提供しており、その本社はインドのグルガオンにあります。このブローカーは、アメリカ合衆国、キューバ、イラク、ミャンマー、北朝鮮、スーダンなど、地域の法律や規制に違反する可能性のある司法管轄区域にはサービスを提供していません。
企業の登記情報と規制状況:
Entice Capitalの公式ウェブサイトによると、セントルシアで登録されている法人はEntice Capital Ltdであり、登記住所はGround Floor, The Sotheby Building, Rodney Village, Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Luciaで、企業登録番号は2023-00348であり、オフィスの住所はインドのハリヤーナ州グルガオン、ソーナロードにあるVipul Business ParkのUnit No-119、122004です。なお、このブローカーの公式サイトでは、規制情報は公開されていません。
調査の結果、セントルシアの国際商事会社および国際信託登記所(IFC)では、Entice Capital Ltdという名前で、登録番号が2023-00348の法人が確認できますが、セントルシアの金融サービス規制局(FSRA)では同法人が確認できませんでした。その他の司法管轄区域の公式金融規制機関でもこの法人の記録は見つかっていません。
Whoisでの検索結果によると、このブローカーの公式ドメイン名は2022年4月8日に登録されました。さらに、2024年1月26日現在で、このブローカーの設立からまだ1年未満であることが分かります。
口座開設:
Entice Capitalで口座を開設するには、公式ウェブサイトを開き、ページ右上隅の「SIGN UP」をクリックしてアカウント登録画面に進みます。指示に従って個人情報を記入し、提出後、ブローカーから記入された携帯電話番号に認証コードが送信されます。認証コードを入力すればアカウントにログインできます。ログイン後は完全な個人情報の検証を完了しなければならず、それが完了して初めて入金して取引を行うことができます。
口座タイプ:
Entice Capitalは、以下の4つの異なるタイプのリアルトレード口座を提供しています:Classic Account、Pro Account、ECN Account、VIP Account。
Classic Account:
- 初回最低入金額:100米ドル
- ベース通貨:ユーロ、米ドル、日本円
- スプレッド:1.8ピップから
- 最大取引レバレッジ:1:500
- 最小取引量:0.01ロット
- IB:13米ドル
- 取引手数料:0
- 強制決済レベル:20%
Pro Account:
- 初回最低入金額:1000米ドル
- ベース通貨:ユーロ、米ドル、日本円
- スプレッド:1.4ピップから
- 最大取引レバレッジ:1:500
- 最小取引量:0.01ロット
- IB:8米ドル
- 取引手数料:0
- 強制決済レベル:20%
ECN Account:
- 初回最低入金額:2500米ドル
- ベース通貨:ユーロ、米ドル、日本円
- スプレッド:0.8ピップから
- 最大取引レバレッジ:1:200
- 最小取引量:0.01ロット
- IB:0
- 取引手数料:6米ドル
- 強制決済レベル:20%
VIP Account:
- 初回最低入金額:5000米ドル
- ベース通貨:ユーロ、米ドル、日本円
- スプレッド:0.8ピップから
- 最大取引レバレッジ:1:200
- 最小取引量:0.01ロット
- IB:4米ドル
- 取引手数料:10米ドル
- 強制決済レベル:20%
取引プラットフォーム:
Entice Capitalは、MT5取引プラットフォームを提供し、Entice Capital Ltdがサーバーを提供しています。
入金と出金:
Entice Capitalでは、暗号ウォレットを用いた入出金がサポートされています。
まとめ:
Traderknowsは、Entice Capitalが有効な規制を持たない外国為替ブローカーであることを投資家に注意喚起します。 Traderknowsは、情報が透明で、強力な規制があり、評判が良いブローカーを選ぶことを投資家に勧め、自身の財務損失を回避するための措置を講じることを提案しています。
現在、このブローカーはTraderknowsで「詐欺の疑いあり」としてマークされています。