GaitameOnline(gaitameonlinefx.com)は2024年10月に正式にローンチされた差金決済取引(CFD)ブローカープラットフォームで、主にユーザーに外国為替、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨のCFD取引サービスを提供しています。
プラットフォームの概要
取引口座
公式サイトによると、このプラットフォームは1ピップからの低スプレッド口座を提供し、最大レバレッジは1:100です。しかし、最低入金要件、追加証拠金率、ストップロス条件、取引手数料等の詳細については詳らかにされていません。
取引プラットフォーム
gaitameonlinefx.comはST7という取引プラットフォームを採用しており、デスクトップとモバイルデバイスに対応しています。高度なチャート機能をサポートし、50以上のテクニカル分析指標および日内分析機能が統合されています。
しかし、公式サイトのリンクからモバイルアプリをダウンロードすると、App StoreおよびGoogle Play上で表示されるアプリ名がそれぞれSLPERTRHおよびTHJYTBGREFとなっており、公式サイトで述べられているST7という名前とは一致しません。
取引商品
外国為替
ユーロ/米ドル(EUR/USD)、米ドル/カナダドル(USD/CAD)、英ポンド/米ドル(GBP/USD)、米ドル/円(USD/JPY)などの主要通貨ペアの取引を提供しています。
貴金属
ユーザーは現物ゴールド(XAUUSD)やシルバー(XAGUSD)の取引が可能です。
エネルギー
プラットフォームは米国原油(UsOIL)のCFDを提供しています。
株価指数
日経225(N225)、ドイツDAX(GER30)、S&P500指数(US500)など、主要な世界の株価指数の取引をサポートしています。
仮想通貨
ビットコイン/米ドル(BTC/USD)、イーサリアム/米ドル(ETH/USD)、リップル/米ドル(XRP/USD)などの主要な仮想通貨の取引ペアもサポートされています。
入出金方法
現時点では、プラットフォームは公式サイト上でサポートされる入出金チャネルを公開しておらず、資金出入に関わる追加の手数料についても特に記載していません。
顧客サポートと連絡方法
gaitameonlinefx.comは、Facebook、Instagram、Twitterなどの主要なSNSに公式アカウントを開設していません。ユーザーは公式サイトのオンラインフォームや電子メールを通じてプラットフォームに連絡できます。
会社情報と規制状況
会社概要
公式サイトによると、GaitameOnlineは米国コロラド州デンバー市に本社を置き、住所は1430 Stout St, Denver, Colorado, United Statesです。また、プラットフォームは英国の金融商品市場規制(MiFIR)に従い、顧客資金の保護を行っていると主張しており、その口座が英国の金融機関の監督と管理を受けていると述べています。
規制情報
アメリカ全国先物協会(NFA)および英国金融行動監視機構(FCA)のデータベースを確認したところ、GaitameOnlineの登録記録は見つかりませんでした。
また、ウェブサイトで示されている経営陣情報が投資会社ClearBridge Investmentsのものと類似しており、情報の盗用が疑われます。同時に、gaitameonlinefx.comが使用しているブランド名が日本の外国為替ブローカーGaitameOnline(株式会社外為オンライン)と完全に一致しています。
まとめ
GaitameOnline(gaitameonlinefx.com)は、新たに立ち上げられたCFD取引プラットフォームですが、実際の会社組織や金融規制機関の認可と監視を受けていません。公式サイト上の経営陣情報も他社からのコピーです。
リスク警告
CFD取引には高いリスクが伴い、市場の変動により元本が損失する可能性があり、レバレッジ効果がリスクとリターンをさらなる大きさにします。投資家は取引前に市場の変動性とCFDメカニズムを十分に理解し、個々のリスク許容度に応じて、相応の経験をもとに理性的な投資を行い、過度なリスクを避けてください。